〜グルテンフリーでも諦めない!酒種酵母で作るもちもちふんわり米粉パンの世界〜
米粉パンはグルテンフリーでヘルシー。
だけど時間が経つとパサパサしたり、膨らみにくいのが悩みですよね。
そんなあなたに朗報です!
酒種酵母を使うと、米粉パンが驚くほど美味しくなるんです。
また、酒種酵母を使うことで美容や健康にも嬉しい効果が!
今回の記事では、酒種酵母を使う米粉パンの魅力と、初心者でも簡単にできる作り方をご紹介します。
米粉パンを美味しく作るには?

近年、グルテンフリーの食生活が注目されています。
それに伴い、米粉パンの人気が急上昇しています。
だからと言って、地域によってまだまだ市販のものは手に入りにくいのが実情。
- 米粉パンを手作りしている
- 自分で米粉パンを焼けるようになりたい!
という方も、多いのではないでしょうか。
米粉パンは小麦のパンに比べると、時間もかからず簡単に作れると言われています。
しかし、
- 膨らみにくい
- 硬い
- 餅っぽい(ういろう化)
と、悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
実は、米粉パンを美味しく作るポイントの1つに、酵母選びがあります。
一般的に使われるドライイーストではなく、酒種酵母を使うことで、驚くほどもちもちふんわりとした米粉パンを作ることができます。


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酒種酵母とは?

酒種酵母は、米、米麹、水を混ぜて作る天然酵母です。
パン生地を膨らませるだけでなく、米の甘みとうま味を引き出し、風味豊かなパンに仕上げることができます。


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酒種酵母米粉パンの魅力

もちもちふんわり食感

酒種酵母のパワーで、米粉パン特有のパサつきを抑え、従来の米粉パンでは味わえない、驚くほどもちもちふんわりとした食感を実現します。
焼いた翌日でも柔らかさはほぼ変わらず、リベイクしなくても美味しく食べることができます。

豊かな風味

米麹由来の甘みとうま味が加わり、深い味わいを楽しめます。
一口食べると、口いっぱいに優しい甘みが広がります。
酒種のお米の粒が気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、焼くとお米の粒は消えて気にならなくなります。
初心者でも扱いやすい

ドライイーストよりも発酵力が穏やかで、扱いやすいのが特徴です。
捏ね方や発酵時間など、パン作りの基本を学びながら、初心者でも簡単に美味しい米粉パンを作ることができます。
オーバーナイト法でも焼くことができます。

体にも優しい

酒種酵母は乳酸菌も豊富に含んでいるため、腸内環境を整える効果も期待できます。
美肌効果や便秘解消など、嬉しい効果が期待できます。

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バリエーション豊富

酒種酵母米粉パンは、食パンやフランスパン、菓子パンなど、様々なバリエーションを楽しむことができます。
お好みの具材や形にアレンジして、自分だけのオリジナルパンを作ることができます。
酒種酵母米粉パンのデメリット

酒種酵母米粉パンは、グルテンフリーでヘルシー、もちもち食感と豊かな風味で魅力的なパンですが、いくつかデメリットもあります。
以下に、3つのデメリットと克服方法をご紹介します。
発酵に時間がかかる

酒種酵母はドライイーストよりも発酵力が弱いため、生地が膨らむまで時間がかかります。
一次発酵は室温20℃で6時間以上、二次発酵は30分以上が目安です。
時間がない場合は、前日から準備しておくと良いでしょう。
また、発酵器を使用すると、温度管理が容易になり、安定した発酵が可能です。

発酵に時間がかかる悩みを解消するために、酒種酵母とイーストをW使いする手もあります。
この場合だと、完成までの時間はイーストを使用した場合とほとんど変わらないです。
むしろ、酒種とイースト併用の方が発酵完了までの時間は若干早いかもしれません。
酒種の風味とイーストによる時短のいいとこ取りの製法です。

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慣れるまで難しい

酒種酵母はドライイーストとは異なり、生地の状態を見ながら調整する必要があります。
慣れないうちは、うまく膨らまなかったり、パサついてしまったりすることもあるかもしれません。
しかし、何度か挑戦すればコツが掴め、安定して美味しい米粉パンを作ることができます。
また、酒種酵母のみで米粉パンを作った場合、イーストの場合と比べてトップが凹みやすいです。
材料の入手が難しい

酒種酵母は、一部のスーパーやパン屋さんで購入できますが、ドライイーストほど一般的ではありません。
インターネットで購入することもできますが、送料がかかったり、到着までに時間がかかったりする場合があります。
材料さえ用意すれば自分でも簡単に酒種酵母を起こすことはできます。
しかし、出来上がりまで5日間かかるため、あらかじめ種起こしをしておく必要があります。
パン作りに使用できるのは種起こし開始から6日後となります。

酒種酵母は1度種起こしをしたあとは、種継ぎをすればずっと使えます。

酒種酵母米粉パンの作り方

酒種酵母米粉パンの作り方は、基本的には通常の米粉パンと変わりません。
酒種酵母は水分なので、レシピの水分量を調整する必要がでてきます。
イーストを使っているレシピを酒種酵母に置き換える場合は特に注意しましょう。
用意するもの

- 酒種
- 米粉
- 水
- 塩
- 砂糖
- 油
基本的な手順

- 酒種を室温に戻す
- 酒種を水で溶きほぐす。
- 米粉、塩、油を加えて混ぜる。
- 生地をこねて丸め、一次発酵させる。
- 生地を分割して成形し、二次発酵させる。
- 焼成する。
酒種酵母米粉パン作りの注意点

酒種酵母米粉パン作りの注意点をいくつかご紹介します。
酒種の状態

- 酒種は冷蔵庫で保存し、2週間ほどを目安に使い切りましょう。
- 使用前に、常温に戻しておきます。
- 泡立ちや酸味のある場合は、作り直してください。
生地

- 米粉は、パン用米粉を使用しましょう。
- 生地はしっかり捏ねると、グルテンフリーとは思えないほどもちもちとした食感になります。
- 生地が緩く感じる場合は、米粉を少しずつ足しましょう。
- 成形前に生地をしっかりと休ませると、ふっくらと焼き上がります。
発酵

- 酒種酵母はドライイーストよりも発酵力が弱いため、生地が膨らむまで時間がかかります。一次発酵は室温20℃で6時間以上、二次発酵は30分以上が目安です。
- 発酵中は、室温や湿度を一定に保ちましょう。
- 発酵がうまく進まない場合は、温度が高すぎたり低すぎたりしていないか確認してください。
焼き

- 予熱をしっかりしてから焼きましょう。
- 食パンなど型物の場合は天板入れて予熱をしましょう。
- 焼成時間は、パンの大きさや形によって異なります。様子を見ながら調整してください。
- 焼き上がりが心配なら竹串を刺してみて、何もついてこなければ完成です。
その他
- 最初は、レシピ通りに作ってみることをおすすめします。慣れてきたら、アレンジを楽しんでみましょう。
- 失敗しても諦めずに、何度か挑戦してみてください。
- 酒種のみの米粉パンは、ドライイーストを使ったパンとは特性が異なるため、コツを掴むまで時間がかかる場合があります。
酒種酵母米粉パンは、奥が深いパンですが、その分成功した時の喜びも大きいです。
ぜひこれらの注意点に気を付けながら、チャレンジしてみてください!
酒種酵母とイーストの米粉パン教室もご相談ください

アトリエよしでは、
- イーストを使った米粉パンレッスン
- 酒種酵母を使った米粉パンのレッスン
どちらも開催しています。
より手軽に米粉パン作りを楽しみたい方にはイーストを使ったレッスン。
酒種の風味豊かなワンランク上の米粉パンを楽しみたい方には酒種米粉パンのレッスンをおすすめしています。
酒種米粉パンのレッスンでは、酒種とイーストを両方使ったレシピの他にも、酒種酵母のみを使って米粉パンを焼く方法もお伝えしています。
ご希望に合わせてお選びください。
当教室が選ばれる理由

酒種を使ったレッスンは、3ヶ月コース等が一般的です。
さらに、価格が40,000円~60,000円とかなりの高額です。
米粉キットが不要な方でも、35,000円前後はかかるというレッスンも多いです。
しかし、私のレッスンでは、酒種酵母レッスンの場合も都度払い方式にしています。
さらに、受講後のアフターサポートも無期限とさせていただいています。
一度学んでくださったご縁を大切にしていますので、再現できなければ何度でもご相談ください。
責任を持って対応させていただきます。
酒種米粉パンレッスンメニュー例

- 一斤米粉食パン
- 米粉ベーグル
- 白パン
などのメニューに対応しております。
- 酒種酵母の話をしたい方
- 育児のストレス解消をしたい方
- グルテンフリーのパン作りに興味を持ち始めた方
- 米粉パンを作ってみたい方
- 自宅で作ってみても上手く焼けなかった方
どんなきっかけでもかまいません。
- 酒種の作り方がわかったから、次はイーストと併用する米粉パンに挑戦したい
- 2時間から3時間くらいで簡単に自宅で作れる方法が知りたい!
- できれば、静岡県中部【焼津,藤枝,島田,牧之原】から足を運びやすいエリアにあると助かる
- 車で行きたいから駐車場がある教室に行きたい。
こんなお悩みがありましたら、アトリエよしにご相談ください。
当教室では、駐車場完備で、1回完結型のオンラインレッスンと対面レッスンどちらも対応しております。
詳しくは、
または、公式ラインからお問い合わせください。
