「多糖類」という言葉は聞いたことがあるけれど、具体的にどんなものか知らない方も多いのではないでしょうか。
多糖類は、私たちの体内でエネルギー源となるだけではありません。
様々な働きをしています。
今回の記事では、
- 多糖類の種類
- 特徴
- 私たちの健康との関わり
についてわかりやすく解説します。
多糖類とは?
多糖類は、グルコースなどの単糖が多数結合してできた高分子化合物です。
自然界に広く分布しています。
植物の細胞壁成分や貯蔵物質として重要な役割を果たしています。
多糖類の種類と特徴
多糖類は、その構造や性質によって様々な種類に分類されます。
でんぷん
植物が光合成によって作り出す貯蔵物質。
ご飯やパンなどの主食に多く含まれます。
グリコーゲン
動物の肝臓や筋肉に貯蔵される多糖類。
血糖値の維持に重要な役割を果たします。
セルロース
植物の細胞壁の主成分。
食物繊維として知られています。
腸内環境を整える働きがあります。
キチン
節足動物の外骨格や菌類の細胞壁を構成する多糖類。
ペクチン
果物に多く含まれる多糖類。
ゲル化作用があります。
ジャムやゼリーなどの食品に使われます。
多糖類の働き
エネルギー源
デンプンなどは、体内で分解されます。
エネルギー源として利用されます。
構造物質
セルロースは、植物の細胞壁を構成します。
植物体を支える役割を果たします。
貯蔵物質
グリコーゲンは、動物がエネルギーを貯蔵するための物質です。
粘性
ペクチンなどは、食品の粘性を高める働きがあります。
多糖類と健康
ダイエット
食物繊維は、腸内環境を整えます。
- 便秘解消
- ダイエット効果
が期待できます。
美容
コラーゲンの生成を促進します。
肌のハリやツヤを保つ働きがあります。
生活習慣病の予防
血糖値の上昇を緩やかにします。
糖尿病などの生活習慣病の予防に役立ちます。
食品に含まれる多糖類
穀物
- 米
- 小麦
- 大麦
など
芋類
- ジャガイモ
- サツマイモ
など
豆類
- 大豆
- レンズ豆
など
果物
- りんご
- バナナ
など
海藻
- わかめ
- 昆布
など
多糖類は、私たちの体にとってなくてはならない栄養素です。
様々な種類があります。
それぞれが異なる働きを持っています。
食品を選ぶ際には、多糖類の種類や量に注目しましょう。
バランスの取れた食事を心がけましょう。