近年、健康志向やアレルギー対策から米粉パンが注目されています。
米粉パン作りはドライイースト選びが重要です。
同じレシピでもイーストが違うだけで仕上がりが変わることもあります。
今回の記事では、米粉パンにおすすめのドライイーストをご紹介します。
ドライイーストとは?
![ドライイーストとは?](https://www.atelier-yoshi.jp/wp-content/uploads/2024/05/22511887_s-1.jpg)
ドライイーストは、パン生地を膨らませるために使用される、イースト菌を乾燥させたものです。
パン作りには欠かせないアイテムであり、さまざまな種類や用途があります。
![イーストとは?パンが膨らむ理由](https://www.atelier-yoshi.jp/wp-content/uploads/2022/11/3533718_s-1.jpg)
米粉パンとドライイーストの関係
![米粉パンとドライイーストの関係](https://www.atelier-yoshi.jp/wp-content/uploads/2024/05/酒種米粉マーブルパン-1.jpg)
米粉パンは、グルテンが含まれないため通常のパン生地とは異なり膨らみにくいです。
ドライイーストは、イースト菌が死滅しないように乾燥させたものです。
パン生地を膨らませる役割を担っています。
米粉パンに適したドライイーストを選ぶことで、ふんわりとしたパンを作ることができます。
米粉パンにおすすめのドライイースト
![米粉パンにおすすめのドライイースト](https://www.atelier-yoshi.jp/wp-content/uploads/2024/05/23284578_s-1-10.jpg)
米粉パンにおすすめのドライイーストをご紹介します。
金サフ
![金サフ](https://www.atelier-yoshi.jp/wp-content/uploads/2024/05/サフ-1.jpg)
ダントツでおすすめなのが私も愛用している金サフです。
- 発酵力も強く安定している
- 発酵時間も短く失敗しにくい
- 膨らみ、香ばしさともに良い
- 予備発酵もいらない
赤サフ
![赤サフ](https://www.atelier-yoshi.jp/wp-content/uploads/2024/05/赤サフ-1.jpg)
同じサフ社のドライイーストである赤サフもおすすめ。
金サフとの違いは、簡単に言えば生地における糖分の量で使い分けます。
しかし、米粉パンにおいては金サフの方が相性がいいと個人的には思います。
もし、金サフを使ったレシピで赤サフに置き換える場合は5分程度発酵時間を長く取ってみてください。
発酵の見極め等、不安であればレシピと同じイーストを使った方が失敗は少ないです。
![米粉パンの発酵を見極める【失敗しない方法】](https://www.atelier-yoshi.jp/wp-content/uploads/2023/02/発酵2.jpg)
ドライイーストを使う際の注意点
![ドライイーストを使う際の注意点](https://www.atelier-yoshi.jp/wp-content/uploads/2024/05/!3-8.jpg)
ドライイーストはパン作りには欠かせないアイテムです。
しかし、正しく使用しないと膨らまなかったり、風味が損なわれてしまいます。
ドライイーストを使う際の注意点をいくつかご紹介します。
使用量
![使用量](https://www.atelier-yoshi.jp/wp-content/uploads/2024/05/はかり-1-2.jpg)
使用量は必ず守るようにしましょう。
レシピによっては夏場は1g減らすなど指示があるものもあります。
そうでなければ、レシピ通りの量を使いましょう。
ほんの少量違うだけでも発酵時間に差が出てくることがあります。
そのため、1g単位のはかりではなく0.1g単位の微量計を使うのがおすすめです。
![米粉パン作りにおすすめの道具は?](https://www.atelier-yoshi.jp/wp-content/uploads/2022/12/パン作り-1.jpg)
温度
![温度](https://www.atelier-yoshi.jp/wp-content/uploads/2024/05/温度湿度.jpg)
イーストが活動しやすい温度は28度〜40度、湿度60〜70%の蒸し暑い環境です。
そのため、一次発酵は少し低めの温度で行い二時発酵では温度をあげるのが一般的です。
イーストは60g以上になると死滅してしまいます。
取り扱いには注意しましょう。
![パン作りの基本!一次発酵と二次発酵の違いを徹底解説](https://www.atelier-yoshi.jp/wp-content/uploads/2023/12/3460918_s-1-1.jpg)
保存方法
![保存方法](https://www.atelier-yoshi.jp/wp-content/uploads/2024/05/料理女性冷蔵庫.jpg)
ドライイーストは、高温や直射日光に弱いため、保存には注意が必要です。
- 開封前は、涼しい場所で保存しましょう。
- 開封後は、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存しましょう。
- 開封後は、早めに使い切るようにしましょう。
ドライイーストが膨らまない原因
![ドライイーストが膨らまない原因](https://www.atelier-yoshi.jp/wp-content/uploads/2024/05/29526180_s-1-1.jpg)
- ドライイーストの種類が合っていない
- イーストが古い
- 保存方法が間違っている
- 使い方が間違っている
- 生地の温度や湿度が適切でない
- 塩や砂糖の量が多い
などがあげられます。
![ドライイーストが発酵しないのはなぜ?原因と対処法](https://www.atelier-yoshi.jp/wp-content/uploads/2022/11/24613110_s-1.jpg)
![米粉パンを発酵しても膨らまない!失敗原因と対処法](https://www.atelier-yoshi.jp/wp-content/uploads/2022/10/女性悩む5のコピー.jpg)
ドライイーストの代用
![ドライイーストの代用](https://www.atelier-yoshi.jp/wp-content/uploads/2024/05/○-7.jpg)
ドライイーストがない場合は、以下のものを使用することができます。
- 生イースト: ドライイーストの3倍量を使用します。予備発酵が必要です。
- ベーキングパウダー: ドライイーストの代わりに使用できますが、パン生地の膨らみが弱くなります。
- その他の酵母:白神こだま酵母、ホシノ天然酵母、酒種酵母、フルーツ酵母など
![天然酵母でパン作り:奥深い味わい、自家製酵母の育て方まで徹底解説](https://www.atelier-yoshi.jp/wp-content/uploads/2024/04/リュスティック2.jpg)
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ホシノ天然酵母:奥深い味わい、自家製酵母まで徹底解説!初心者でも失敗なし!
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ドライイーストは、パン作りに欠かせないアイテムです。
種類や使い方を理解して、上手に活用しましょう。