こんにちは。
焼津市の米粉パン教室「アトリエよし」です。
米粉パンの作り方をネットで調べてレシピを見ながら作ってみたのにうまくいかない。
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米粉パンがべちゃべちゃになるのはなぜ?【うまくいかない原因】

今回の記事では、米粉パンはボソボソする?というイメージがある方向けに、ふわふわモチモチにする方法についてご案内しております。
米粉パンと小麦のパンの違い

まず最初に、米粉パンを食べるまで、多くの人は小麦のパンを食べています。
つまり、パンってこういう食感というのは頭の中に残っているんです。
米粉と小麦の違い

米粉は、放置するとボソボソしたり、固くなるし美味しくないイメージがある。
確かにお餅を想像すると、時間が経過すると硬くなりますよね。
小麦のパンの場合は、時間が経過してもふわふわのまま。
この違いは、素材を意識した調理方法で埋め合わせます。
小麦で慣れた方は、米粉のパンを作る時、ちょっと違うというのがわかります。
別にどちらも難しいことをしているわけではありません。
しかし、「ちょっとした違い」が仕上がりに影響します。
- 発酵時間
- オーブンの温度設定
いずれも書いてある通りにやっても季節によってはうまくいかなかったり、凹んだりしてしまうことがあります。
米粉パンをふわふわに仕上げる方法

私はこれまで小麦のパンを作ったのは数える程度。
ですから、元々パン作りの基礎を知っていたり先入観があったわけではありません。
「小麦、白砂糖、卵、牛乳など不使用で仕上げる」
この状態に慣れるには、作業の手順が重要になります。
いくつか抜粋してご紹介します。
用途にあった米粉を使う

まず、最初にレシピ通りの米粉を使うこと。
米粉は銘柄によって吸水性が全く違います。
- わざわざ買うのが面倒だから家にあるものを使う
- 売り切れだったから他の銘柄で代用する
これだと失敗する可能性が高いです。

計量はしっかりと

次によくありがちなのが、測り間違い。
特に、オオバコやイーストは少しの量の違いが仕上がりに影響します。
0.1g単位の微量計を使って、しっかりと計量することをおすすめします。

発酵のタイミング

米粉パン作りの最大のポイントが発酵のタイミング。
成形パンの場合でご紹介すると、
小麦と違って大きく発酵することはないのをまず頭に入れておいてください。
米粉の場合
- 生地がほんの少し大きくなる(1.2倍程度)
- 生地全体にざらつきが出て小さな穴が2つ3つ出てくる程度
が大体の目安です。
また、季節によっても発酵時間は全然違うので注意してくださいね。
詳しくは、

を参考にしてみてください。
焼きすぎに注意

米粉パンは焼きすぎると固くなってしまいます。
生焼けかどうか不安な場合、裏側を見てみて焼き色がついていればOKです。


焼いた後のポイント

「焼き上がったら出来立てをすぐ食べたい」
この気持ちもすごくわかりますがちょっと待って!
米粉パンの場合、焼きたてすぐよりも少し時間をおいて食べた方が適度に水分も抜けて美味しく食べられます。
すぐに食べない場合は、ラップをして乾燥対策をするのもお忘れなく。

個別レッスンでのこだわり

当教室でのこだわりは、「家で再現できなければ意味がない」です。
料理教室に通ってみたものの家では結局作らなかった!
こんな経験ありませんか??
(これ、私のことです・・・)
せっかく時間もお金もかけて学んだのにそのままになってはもったいないですよね。
レシピは、ご自分でも再現しやすいものになっています。
また、道具についても百均の型など手に入りやすいものでも作れます。
ハードルが低いから続けやすいのも大きなメリット。
一度学んだメニューについては、お家で再現できるようになるまで無期限でサポート。
納得いくまで学ぶことができます。
同じ趣味の仲間が欲しいという方はお友達を誘って一緒に参加していただくことも可能です。
お気軽にご相談ください。