牛乳や乳製品に含まれる「ガラクトース」という糖質をご存知ですか?
乳糖不耐症と混同されがちです。
しかし、全く異なるものです。
今回の記事では、
- ガラクトースが体内でどのような働きをしているのか
- 健康との関係性
など、わかりやすく解説していきます。
ガラクトースとは?
ガラクトースは、グルコースとともに、乳糖を構成する単糖類の一種です。
乳製品だけではありません。
海藻類や豆類にも少量含まれています。
ガラクトースの役割
脳の発達
脳内の神経細胞の主要な構成成分であるガングリオシドの合成に必要です。
特に、乳幼児期の脳の発達に重要な役割を果たしています。
エネルギー源
体内でブドウ糖に変換されます。
エネルギー源として利用されます。
ガラクトースと乳糖の違い
乳糖
ブドウ糖とガラクトースが結合した二糖類。
牛乳や乳製品に多く含まれる。
ガラクトース
乳糖を構成する単糖類の一つ。
乳糖不耐症は、乳糖を分解する酵素が不足しているために起こる症状です。
しかし、ガラクトースは、体内でブドウ糖に変換されます。
乳糖不耐症の人でも問題なく摂取できる場合が多いです。
ガラクトースと健康
ガラクトセミア
ガラクトースを代謝する酵素が先天的に欠乏している遺伝性の病気です。
治療しないと、
- 精神遅延
- 肝障害
などの重篤な症状を引き起こす可能性があります。
その他の影響
一般的には、健康な人にとってガラクトースは安全な栄養素です。
しかし、過剰摂取による影響については、まだ十分な研究が進んでいません。
ガラクトースは、乳製品に含まれる糖の一種です。
脳の発達やエネルギー源として重要な役割を果たしています。
乳糖不耐症とは異なるため、乳糖を気にしている人でも、ガラクトースを含む食品を摂取することができます。
ただし、ガラクトセミアという先天性の病気があるため、心配な場合は医師に相談することが大切です。