こんにちは。
静岡県焼津市のパン教室アトリエよしです。
米粉パンを作ってみたが、中が生焼けになってしまった
食感がなんだかねっとりしている
こんな経験はありませんか?
米粉パン失敗関連記事

米粉パンの失敗原因【ういろう化してしまう人の特徴と対策法を教室講師が解説します】




今回の記事では、米粉パンの失敗原因の1つである生焼けについてご紹介していきます。
生焼けの状態とは?

米粉パンの生焼けとは、火が中まで通っていない状態のこと。
特に食パンのような大きくて水分量の多いパンに起こりやすいです。
生焼けになってしまうと食感がねっとりした餅のようなパンになってしまいます。

生焼けの口コミ
私と同じような経験をした方がいないか探してみたら、やはりいらっしゃいました。
焼き色がついているから大丈夫だと思っていても中身がべちょっとしていたり、そもそも焼き色があまりつかなったりしているなど色々なパターンがありますよね。
なぜ生焼けの状態になるの?

生焼けになってしまうのにはいくつかの原因があります。
- オーブンの温度が低い
- 生地や仕込み水の温度が低い
- 米粉が分離してしまっている
1つずつご紹介していきます。
オーブンの温度が低い

小麦のパンに比べると焼き色がつきにくい性質があります。
そのため、低い温度だと焼き色がつきにくく生焼けになってしまうことがあります。
また、オーブンをレシピ通りに予熱をしていても、予熱完了直後は上がっていないことが多くあります。
予熱完了後5分ほど待ってから生地をオーブンに入れていくと庫内もしっかり温まっていて失敗しにくいです。
それでも生焼けになってしまう場合は、予熱と焼成をレシピより10度上げて焼いてみてください。
同じレシピで作ってもオーブンの違いで焼き上がりも変わります。
- 焼き色がつきにくいのか
- 逆につきやすいのか
- 焼きムラが起こりやすいのか
など、使う機種によってオーブンの癖は必ず出てきます。
その癖に合わせて工夫していく事も必要です。




石窯ドームER-XD7000とER-XD3000の比較【パン作りで実験】

生地や仕込み水の温度が低い

特に冬場に多くある問題です。
冬場は、室温も材料も冷たく生地も冷えやすいです。
仕込み水や豆乳などの水分はレシピ通りに温めて使うようにしましょう。
生地の温度が低いことで発酵不足の原因にもなりますので注意が必要です。
米粉が分離してしまっている

吸水力の低い米粉を使っていたり、水分量の多い生地の場合、時間が経つと分離しやすい傾向があります。
また、食パンやフォカッチャなどのオオバコを使わないパンは、しっかり混ぜないと米粉と水分が離水してしまいます。
分離を避けるには、しっかりとよく混ぜること。
これが最大のポイントです。
ハンドミキサーやブレンダーを使っても構わないのでとにかくよく混ぜましょう。
ただし、これらを使う場合には必ず低速で使うようにしてください。
よく混ぜなきゃ!と高速で使ってしまうとハンドミキサーが熱を持ってしまうこともあります。
良かれと思った事が逆に生地温度を上げてしまい失敗してしまう可能性があるので注意しましょう。
しっかりとパンが焼けている目安は?

焼けているかどうか確認するには、裏返して底の部分を確認しましょう。
底の部分まで焼き色がついていればOKです。
失敗しない米粉パン作りならアトリエよしへ

- 米粉パンを作ってみてもうまくいかない
- 安定して同じ味のパンを作れるようになりたい
こんなお悩みはアトリエよしのレッスンで解決!
パン作り初心者の方でも簡単に作れるレシピです。
ご自身のオーブンの特徴を見ながらパン作りを一緒に楽しみましょう。
詳しくは、
アトリエよしレッスンページにてご案内しています。