酒種酵母は、米・米麹・水を原料とした天然酵母です。
独特の風味と旨味を持ち、時間をかけてじっくり発酵させることで、味わい深いパンを作ることができます。
しかし、発酵に時間がかかることや、生地が扱いづらいといったデメリットもあります。
そこで、酒種酵母とイーストを併用することで、それぞれのメリットを活かしながら、より簡単に美味しいパンを作ることができます。
今回の記事では、酒種酵母とイーストを併用する際のポイントと、成功のコツを徹底解説します。
酒種酵母の魅力を最大限に引き出し、ワンランク上のパン作りを目指しましょう。
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今回の記事では、酒種酵母とイースト併用で米粉パンを作る方法をわかりやすく解説します。
酒種酵母とイーストを併用するメリット

酒種酵母とイーストを併用することで、以下のメリットを得ることができます。
風味と旨味の向上

酒種酵母は、米・米麹・水を原料とした天然酵母です。
乳酸菌や酵母菌が豊富に含まれており、独特の風味と旨味を持ちます。
イーストは、パン酵母とも呼ばれ、パン作りに広く使用されています。
発酵力が強く、安定したパン作りが可能です。


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時間短縮

酒種酵母は発酵力が弱いため、単体だとパン作りに時間がかかります。
イーストを併用することで、発酵時間を短縮し、より手軽に作ることができます。
生地の扱いやすさの向上

酒種酵母は、生地がベタつきやすく、扱いづらいことがあります。
イーストを併用することで、生地が扱いやすくなり、初心者でも失敗しにくくなります。

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栄養価の向上

酒種酵母は、乳酸菌や酵母菌が豊富に含まれており、栄養価が高いです。
イーストを併用することで、さらに栄養価の高いパンを作ることができます。
酒種酵母とイーストの適切な比率

酒種酵母とイーストの適切な比率は、以下の要素によって異なります。
使用する酒種酵母とイーストの種類

酒種酵母は、自家製のものや市販のものがあり、それぞれ発酵力が異なります。
イーストもドライイーストや生イーストなど種類があり、発酵速度が異なります。
レシピ

使用する材料や作り方によって、適切な比率が変わります。
求める食感と味わい

酒種酵母を多く使うと、風味と旨味が強くなリます。
イーストを多く使うと、ふんわりとした食感になります。
【一般的な目安】
酒種酵母:イースト = 1:1
【風味と旨味を重視する場合】
酒種酵母:イースト = 2:1
【手軽に作りたい場合】
酒種酵母:イースト = 1:2
私がレッスンで教えているレシピでは、イーストに対しての酒種酵母の量はもう少し多く使っています。
イースト量の調整

イーストの量を調整することで、発酵時間を短縮したり、風味を調整したりすることができます。
- 酒種酵母のみだと発酵に時間がかかるので、イーストを少量加えることで、発酵時間を短縮できます。
- イーストの量を増やすと、酒種酵母の風味が弱くなり、パンらしい風味になります。
- 好みに合わせて、イーストの量を調整してみてください。
生地作りと発酵のコツ

酒種酵母とイースト併用のパン作りで、成功の鍵となる生地作りと発酵のコツを詳しく解説します。
酒種酵母の準備

酒種酵母は、パン作り前に事前に起こしておく必要があります。
種起こしをした酵母、種継ぎをした酵母ともに、完成後すぐにパン作りに使うのではなく、必ず1日程度おいたものを使用するようにしてください。
使う15分〜10分位前には冷蔵庫から出し、室温に出しておきます。
こうする事で酵母が活発化します。
生地作り

ボウルに粉類、酒種酵母と水、油を混ぜ合わせ、生地をしっかりと捏ねます。
食パンなど型物の場合 | ハンドミキサーなどを使いしっかりと混ぜます。 生地温度が上がらないよう低速でじっくり混ぜるのがポイントです。 |
成形するパンの場合 | こねムラがないよう全体をしっかりこねましょう。 優しい力で、表面が滑らかになるようにします。 生地を引っ張ったり張らせる事はしません。 |
発酵

温度と湿度を管理しながら、生地を発酵させます。
食パンなど型物の場合 | 一次発酵が終わった生地内の気泡を潰し滑らかにします。 型に入れ、二次発酵をとっていきます。 食パン型の場合は2倍位 パウンド型の場合は型の8割位が目安です。 |
成形するパンの場合 | 成形後二次発酵をとっていきます。 大きさは1.2倍程度 生地表面にザラつきが出て針で刺したような小さい穴が1.2個空いたら 発酵完了です。 |
【ポイント】
- 発酵が足りないと、パンが膨らまなかったり、固くなってしまいます。
- 発酵が進みすぎると、パンが酸っぱくなったり、形が崩れてしまいます。
- オーブンレンジの発酵機能や発酵機などを使うと便利です。


焼き方と注意点

米粉の生地は乾燥が大敵です。
焼く前にもしっかり乾燥対策をし、生地表面に油を塗ってから焼くようにしましょう。
※食パンの場合、油は必要ありません。
【ポイント】
- 霧吹きで生地表面に水を吹きかける
- 予熱したオーブンで焼く
- 焼き時間は様子を見ながら調整
- 焼きすぎると固くなってしまうので注意


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酒種酵母とイーストの米粉パン教室もご相談ください

アトリエよしでは、
- イーストを使った米粉パンレッスン
- 酒種酵母を使った米粉パンのレッスン
どちらも開催しています。
より手軽に米粉パン作りを楽しみたい方にはイーストを使ったレッスン。
酒種の風味豊かなワンランク上の米粉パンを楽しみたい方には酒種米粉パンのレッスンをおすすめしています。
酒種米粉パンのレッスンでは、酒種とイーストを両方使ったレシピの他にも、酒種酵母のみを使って米粉パンを焼く方法もお伝えしています。
ご希望に合わせてお選びください。
当教室が選ばれる理由

酒種を使ったレッスンは、3ヶ月コース等が一般的です。
さらに、価格が40,000円~60,000円とかなりの高額です。
米粉キットが不要な方でも、35,000円前後はかかるというレッスンも多いです。
しかし、私のレッスンでは、酒種酵母レッスンの場合も都度払い方式にしています。
さらに、受講後のアフターサポートも無期限とさせていただいています。
一度学んでくださったご縁を大切にしていますので、再現できなければ何度でもご相談ください。
責任を持って対応させていただきます。
酒種米粉パンレッスンメニュー例

- 一斤米粉食パン
- 米粉ベーグル
- 白パン
などのメニューにも対応しております。
- 酒種酵母の話をしたい方
- 育児のストレス解消をしたい方
- グルテンフリーのパン作りに興味を持ち始めた方
- 米粉パンを作ってみたい方
- 自宅で作ってみても上手く焼けなかった方
どんなきっかけでもかまいません。
- 酒種の作り方がわかったから、次はイーストと併用する米粉パンに挑戦したい
- 2時間から3時間くらいで簡単に自宅で作れる方法が知りたい!
- できれば、静岡県中部【焼津,藤枝,島田,牧之原】から足を運びやすいエリアにあると助かる
- 車で行きたいから駐車場がある教室に行きたい。
こんなお悩みがありましたら、アトリエよしにご相談ください。
当教室では、駐車場完備で、1回完結型のオンラインレッスンと対面レッスンどちらも対応しております。
詳しくは、
または、公式ラインからお問い合わせください。
