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アレルギーがある人もない人もみんなが笑顔になれる米粉パン教室
アトリエよしを主催しているYoshinoです。
2023年1月に静岡県焼津市で米粉パン教室をオープンしました。
今でこそ、毎日米粉パン作りに明け暮れていますが、元々は料理が苦手。
さらには、お菓子作りも嫌いというパン教室の講師とは無縁なところにいました。
今回は、なぜそんな私が米粉パン教室をオープンするに至ったのか自己紹介を兼ねてお話しさせていただきます。
Yoshinoってこんな人
米粉パンクリエーター・酒種米粉パンクリエーター
静岡市生まれ、焼津市在住。
小学生の娘二人と夫の4人暮らし。
米粉パン教室のかたわら、Web集客関係の仕事をしています。
趣味は、
- 美味しいものを食べること
- 水泳
- ズンバ（ダンスフィットネス）
最近は身体を動かす機会が減ってしまい、スポーツをやっている子供達の応援に回る一方です。
小さい頃から筋金入りのパン好き
私の趣味は食べること。
中でも、パンは小さい頃から本当に大好きです。
もともと白米があまり好きではないこともあり、3食パン生活でも全く困らない（むしろ嬉しい）くらい。
美味しいパン屋さんを発掘するのが本当に楽しく、出張や旅行など行く先々で必ずパンを食べるほど。
そんな生活を送ってきましたが、結婚し子育てに明け暮れていたある日転機が訪れます。
第一子誕生と食物アレルギー
子供にも恵まれ、離乳食を開始したある日。
卵を食べた我が子に、突如アレルギー症状が出現します。
血液検査をしたところ卵白のアレルギーと診断されました。
乳製品のアレルギーはなく、市販のパンもある程度は食べることができました。
とはいえ、上の子の場合は幸い軽度であり、2歳を待たずして卵の除去は解除されました。
その後、別の食物アレルギーが複数見つかり現在に至ります。
給食で出てきた時には避けているようですが、日常的に食べるものでもないので今のところは様子見になっています。
第二子誕生と食物アレルギー
今でこそ寛解しアレルギーはない下の子ですが、小さい頃は本当に苦労しました。
月齢も小さいうちから発覚した乳アレルギー。
そして、同時に検査して発覚した卵アレルギー。
幸い完母でいけたため、アレルギーミルクを使ったりすることはありませんでした。
しかし、食べられるものの制限があるうえ、食べてくれるものも少ない。
さらに、上の子との食事の兼ね合いもあり、数年前までは献立を考えるのも辛かったです。
- 誕生日のケーキもアレルギー対応ケーキ（コストの問題や上の子にとっては美味しくない）
- 上の子と同じものを食べられない
- 誤食のリスク
赤ちゃんのうちはまだ良かったのですが、成長と共に上の子と同じものを欲しがるようになった下の子。
当然、私や長女が大好きなパンも欲しがります。
なんとか同じものを食べられないか。
そんな時に出会ったのが米粉パンでした。
米粉パンとの出会い
私に似たのかパンが大好きだった上の子。
小さい頃はよくパン屋めぐりをしていました。
しかし、そこに立ちはだかるのが下の子のアレルギーの壁。
「お昼はパン買いに行きたい！」
そう言われた時に、簡単にいいと言えないのがアレルギーっ子のいる暮らし。
今でこそ種類は増えましたが、乳製品、卵共に不使用のパンが当時はなかなかありませんでした。
たまに見つけたところでハードパン・・・
とてもじゃないが1歳児には食べられません。
やっと見つけたパン屋さんも不定休。
子供と約束してしまった手前、悩んだ挙句入ったファミレスで新たな出会いが訪れました。
初めて親子で食べた米粉パン、しかし、、、
キッズメニューの中に載っていた米粉パン。
それまで、米粉パンという存在を知らなかった私には未知の食べ物でした。
とりあえず、どんなものなのか1つ注文。
子供たちとシェアしてみましたが、子供たちは受け付けず。
私も食べてみましたが、美味しくない！！（当時の感想です）
結局、それ以降米粉パンを食べることはありませんでした。
そのうち、乳製品がまず解除になり少しずつパンも食べられるようになっていきました。
米粉パンの魅力に気づいたダイエット期
その後、下の子のアレルギーは寛解し、すっかり米粉パンの存在も忘れていました。
コロナ禍になり、生活リズムも変わってしまったことで太ってしまいました。
流石にやばいと思い、ダイエットすることに。
とにかくパンが大好きな私。
小麦パンを全粒粉のパンに変えたものの、パンを控えてご飯にするよう勧められました。
しかし、なかなかできません。
ダイエット中に食パンが食べたい方へ【カロリーや糖質と注意点】
ダイエット中にパンを食べるならいつがおすすめ?太りにくい生活習慣
そもそも、白飯が好きではなく何かないと食べられない私にとって、朝からご飯を食べなければならない生活は本当に苦痛でした。
そんな中、食材宅配のカタログを見ていた時にふと目に止まったのが米粉パン。
過去に美味しくないと思った経験もあったので、期待はせずにとりあえず頼んでみたのでした。
数年ぶりの米粉パンやいかに！？
その後届いた米粉パン。
数年ぶりに食べてみました。
「前々から思っていた物とは違う。これなら食べられる。」
と、しばらくの間はそのパンを注文して食べていました。
ただ、いつも食べるのは冷凍のパンばかり。
種類も少ないし、値段も高い。
近所で米粉100%のパンを売っているところがあるかといえば、イオンくらい。
市販のパンは、やがて飽きる。
焼きたての美味しいパンが食べたい！！というところから、私の米粉パン作りはスタートしたのです。
初めての米粉パン作り・・・結果は？
自分で米粉パンを作ることにした私。
とりあえずは、ネットでレシピを見ながら見よう見まねで米粉食パンを作ることから始めました。
とはいえ、パン作りの経験が全くない状況。
米粉パンを作るポイントなど知る由もなく・・・。
結果、食パンとは程遠い餅状の物体が出来上がりました（笑）
その後、何度かいろいろなレシピを試すもできるのはいつも「餅っぽい何か」。
そうだ！パン教室に行ってみよう！！
そもそも、料理のスキルがものすごく低い私。
（料理、本当に苦手なんです・・・）
早々に自力では無理！と判断し、自宅から一番近かった米粉パン教室に行ってみました。
先生の力を借り、とても美味しいパンが完成。
これまで「パン作り＝すごく大変」というイメージだったのですが、本当に簡単でこれなら子供でもできると感動して帰ってきました。
本当に美味しい米粉パンとの出会い
その後、自分で米粉パンを作っていく中でもっと手軽に美味しいパンを食べたい！！と思っていたところ、ある教室の体験レッスンが目に止まりました。
体験レッスンで作った2種類のパン。
パン作り初心者でも短時間で簡単に作れた、憧れの米粉の成形パン。
出来上がりを食べた時の感動は、今でも覚えています。
私が求めていたものはこれだ！！と確信し、米粉パンの認定講座を受けることにしました。
米粉パン作りに没頭する日々
その後、米粉パン作りにどっぷりとハマり、毎日米粉パンを焼く生活が始まりました。
講座で学ぶパン以外にも、このパンにはこういったアレンジがいいかな・・・と米粉パンのことを常に考えている日々。
パンを小麦から米粉に置き換えたことで、嬉しい変化もたくさん出てきました。
自分自身の身体の変化ももちろんですが、家族にも思わぬ効果をもたらしました。
家庭での共通の話題が増えた
米粉パン作りをしていく中で、米粉パンに限らず食に関しての話題がすごく増えました。
- 食に関して興味のない夫が、食材や作り方を聞いてくるようになった
- スポーツをやっている子供たちが、米粉パンを通して栄養バランスを気にしながら食事をするようになった
米粉パン作りは、思わぬ食育にも繋がったようです。
親子でパン作りや料理を楽しむようになった
子供たちには、将来のためにある程度料理はできていてほしい。
経験上そうは思っていても、なかなか踏み出せずにいました。
そもそも料理は苦手だし、自分で作った方が早いから自分に余裕のある時は一緒に作る。
いわば、ご都合主義で子供と料理を作っていました。
米粉パンを食べるもの好きだけど、作るのも好きな我が子達。
特に次女は、私同様どっぷりと米粉パンにハマりパン作りを楽しんでいます。
成形もバッチリ。
下手したら、大人よりも上手に成形します。
家族それぞれの悩みがスッキリ
米粉パンを取り入れていく中で、家族それぞれの悩みも軽減してきました。
- 長年の便秘がスッキリ
- 生理痛が軽くなった
- イライラする頻度が減った
- アレルギーで通年耳鼻科通いしていたのがなくなった
- 筋トレをしたり健康に気を配るようになった
食べ物を変えるだけでこんなにも変化が出るんだと驚くと共に、米粉パンをもっと深く学びたい。
健康のために食生活を整えていきたい。
そう思うようになりました。
酒種酵母を使った米粉パンへのステップアップ
認定講座を受ける中で目に留まった、酒種酵母の米粉パン講座。
- 酒種酵母、気になるけれど敷居が高そう
- 酒種酵母のお世話ができるか心配
- 酒種酵母入りと酒種の入っていないパンにそこまで違いはないのでは？
いずれ教室を運営するのを視野に入れていたにも関わらず、なんだかんだ理由をつけなかなか踏み出さず。
その後受講を決めましたが、どこか懐疑的に思うところもありました。
そして始まった酒種生活
そして我が家にやってきた酒種ちゃん。
早速種継ぎをして、酒種生活が始まりました。
- 酒種の管理も1日1回混ぜるだけ
- 種継ぎを繰り返していけば、永遠に使える
- ご飯、おかず何にでも使えて料理にも深みが増す
料理嫌いでズボラな私にもピッタリ。
思っていた以上に簡単で、素敵な出会いでした。
酒種米粉パンを作ってみる
酒種酵母の米粉パンというと
- イーストのパンと比べると難しそう
- 出来上がりまで時間がかかる
- 本当に翌日までやわらかさが持続するの？
実際に作るまでは、こんなイメージを持っていました。
作ってみると、イーストよりもむしろ発酵は早くより手軽に作れました。
また、生地を捏ねている時や焼いている時も酒種のいい香りに包まれ、贅沢な時間となりました。
いざ、酒種米粉パンを実食
そうして焼き上がった酒種米粉パン。
切り分けた断面は米粉のパンよりもキメが細かく、ふんわりもちっとしたやわらかさ。
食感も、よりむぎゅっとしてやわらかく、噛むと酒種の風味がして本当に美味しい。
家族で試食しましたが、味の違いに驚くと共に大好評でした。
さらに翌日もしっとりふわふわ！
時間が経っても柔らかさが持続しているのです。
特に、次女は酒種米粉食パンのストックがなくなると明らかにテンションが低いです（笑）
家族のためにから健康が気になる全ての方へ
米粉パンを作っていく中で芽生えてきたのが
「本当に美味しい米粉パンを1人でも多くの方に伝えていきたい」という思い。
ここまで来るのにたくさん米粉パンを焼いてきました。
時に失敗したり、試行錯誤しながらも、いつか教室を開きたいという気持ちのもと進んできました。
そして、それを形にする時が訪れます。
2023年1月、自宅のある静岡県焼津市で念願のグルテンフリーの米粉パン教室をオープンしました。
（酒種米粉パン講座は現在準備中です）
オンライン、対面レッスン共に開講しています。
- パン作りが初めての方
- 米粉パンに興味はあるけど難しいと思っている方
- 酒種酵母の米粉パンを作ってみたい方
- 健康にいいパンを作ってみたい方
- アレルギーに悩んでいる方
- お子さんの食で悩んでいる方
- 子育て中でもできる趣味を見つけたい方
- お子さんと一緒にパン作りをしてみたい方
誰でも最初は初心者。
私だって、パン作りの右も左もわからない状態からパン作りを始めました。
でも、大丈夫。
ご自宅のオーブンできちんと再現できるまでフォローします。
安心してご参加ください。
米粉パン作りの輪が少しでも広がっていけば嬉しいです。
お会いできる日を楽しみにしています。